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【募集】6/18松本道弘映画道場 『沈黙―サイレンス―』に見る鎖国下の日本とキリスト教(ゲスト:小名木善行先生)

更新日:2021年6月6日

2021年6月映画道場の題材は、映画『沈黙―サイレンス―を取り上げます。

(6月13日の予定でしたが、緊急事態宣言発令に準じ日程を変更させていただきました)

この映画『沈黙―サイレンス―』は、 世界的な映画の巨匠、マーティン・スコセッシ監督が 遠藤周作の小説『沈黙』に惚れ込み、 長年の構想期間を経てついに映像化されたそうです。 江戸時代の鎖国下の日本が描かれた映画なので、 日本人の私たちが必ず見ておくべき映画ですね。

さらに!今回は、特別ゲストに国史啓蒙家の小名木善行先生をお迎えします。 著書が多数あり、YouTubeやブログでも大人気の小名木先生から、 江戸時代の日本の歴史を学べる非常に貴重な機会です。 ぜひご参加ください。



アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバー、 浅野忠信、窪塚洋介、イッセー尾形 監督:マーティン・スコセッシ 公開:2016年


(あらすじ) 17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教 (信仰を捨てる事)したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは 日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。 日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の 井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。そして次々と犠牲になる人々― 守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは― http://chinmoku.jp/#story

映画道場のプログラム

今回の映画道場では、主に3つのプログラムを予定しています。

1.小名木善行先生の歴史講義



今回は、江戸時代のキリシタン弾圧を描いた映画ということで、 国史啓蒙家の小名木善行先生をゲストにお招きします。

小名木先生といえば、むすび大学でも大人気の歴史の先生。 私たちがますます日本が好きになる歴史を教えてくださいます。 映画道場にご登場いただくのは2度目となりますが、 前回の小名木先生の歴史講義も、参加者の方からは大好評でした。 「小名木先生のお話をまた聞きたい!」というお声が非常に多かったため、 再度小名木先生をお迎えして映画道場を開催できることになりました!

小名木先生には、映画に描かれている、日本人ならぜひ知っておきたい 江戸時代・鎖国下の日本、キリスト教弾圧の歴史などを お話ししていただきます。

小名木先生の講義が生で聞ける非常に貴重な機会です。 学校では習わない本当の歴史を知り、 知識・教養を深めたい方は、ぜひお越しください。

参加者様からの質問にお答えする時間もありますので、 日頃から歴史に関する疑問がある方は、ぜひお持ちください。


小名木善行先生のプロフィール 静岡県出身。日本の国史啓蒙家。大手信販会社勤務を経て独立。現在、執筆活動を中心に、私塾「倭塾」「百人一首塾」を運営。月間の訪問者100万人を超える人気ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。著書『日本建国史』(青林堂)など多数。むすび大学歴史学科の講師としても活躍中。

2 . 英語ネイティブによる比較歴史論(※通訳あり)


欧米人と日本人とは、習慣や考え方が異なりますし 宗教観も全く違います。 今回の映画道場では、英語ネイティブのマイクに、 キリスト教の歴史やイエズス会の政治への影響力など 西洋人ならではの視点で教養を深める話を語ってもらいます。 毎回「新しい視点が学べた!」と大好評のコーナーですが、 ぜひ、ネイティブの話す英語の聞き取りにも挑戦しながら 知識と教養を深めてみてくださいね。 なお、日本語への通訳がつきますので、 リスニングが苦手な方もご安心ください。

3.松本先生の歴史講義とグループディスカッション