こんにちは!
ゆにわ塾で講師をしている海沼 光城(みつしろ)です。
普段は、トレードやビジネスをやっています。
今回は、
昨年、世界的ヒットを記録した
アーティスト・藤井風さんの楽曲
『死ぬのがいいわ』
を聴いた北極老人がポロッとおっしゃっていた
とあるお話をシェアさせていただければと思います。
出典:藤井風, 2020年『HELP EVER HURT NEVER』より
事の発端は
年始に北極老人を囲んで、談笑していた時に
人間が持つ『単純性』と『複雑性』というお話が出たことでした。
(どんなレベルの高い談笑なんだよ!って感じですが・・笑)
誰の中にも、
「わかってほしい」
という気持ちってありますよね。
こんな苦労してる自分のことをわかってほしい
こんなにあなたのことを好きな私の気持ちをわかってほしい
言葉にできない本音をわかってほしい
言葉ではあなたを困らせるようなことを言っているけど、
でも本心は違うの!! わかって! 気づいて!
こんな風に、
人間の気持ちというのは、
本人もわからないくらい、
複雑に絡み合っているのですが、、、
でも、表に現れる側面というのは、
「単純性」を帯びていたりします。
例えば、
すごい悩んでいるのに、
「大丈夫!全然元気だよ!」
と言ってみたり、
「女心は秋の空」
と言われるくらい、
女性心理というのは、
移ろいやすく、変わりやすく、複雑と言われます。
男性が惚れる女性像というのは、
漫画やドラマに出てくるような、
「あなたのことが好き。ずっと一緒にいましょ。」
的な、
あえて単純に見せている部分だったりしますが、 でも、現実はそんなシンプルではなく、
もっともっと、複雑性を伴っているわけです。
でも、ついつい私たちは、
白か、黒か?
善か、悪か?
好きか? 嫌いか?
敵か? 味方か?
やるか? やらないか?
そんな単純性に惹かれてしまうものです。
そんな複雑性を、
見事に表現しているのが、
藤井風の
「死ぬのがいいわ」
という曲の歌詞なんだと、
北極老人は話してくれました。
歌の後半に、こんな歌詞があります。
『わたしの最後はあなたがいい
あなたとこのままおサラバするより
死ぬのがいいわ
死ぬのがいいわ
三度の飯よりあんたがいいのよ
あんたとこのままおサラバするよか
死ぬのがいいわ
死ぬのがいいわ
それでも時々 浮つくMy Heart
そんなダサいのは もう要らないのよ byebye』
(作詞作曲:藤井風, 2020年『HELP EVER HURT NEVER』の「死ぬのがいいわ」より引用)
***
あなたとおサラバするくらいなら
死ぬのがいいと、
そう思えるくらい本気で惚れているのに、
でも、それでも心は時々、浮つき、揺らいでしまう。
そんな浮つくダサい自分と、さようなら。
北極老人曰く
この歌詞に、人間の複雑性がわかりやすく表現されていて、
藤井風さんは、その複雑性を、とても深いところで、
理解し、感じ取っているのかもしれないね。
そんなことを仰っていました。
人間が持つ複雑性というのは、
一見厄介だったり、
メンドクサイものに思えてしまいますが、
でも、だからこそ、人の気持ちが理解出来たり、
誰かに寄り添うことができたりするし、
それが一定の方向性を伴えば、
藤井風(ふじいかぜ)さんのように、
「芸術」という形で爆発するのかもしれません。
これは北極老人も仰っていましたが、
藤井風(ふじいかぜ)さん、
本当に天才ですよね。
ピアノも、サックスもプロ級に弾けて、
作詞作曲もできて、歌も上手くて、
ライブ配信では、寝っ転がった状態で、
鍵盤を一切見ずに電子ピアノを弾いたり、
ライブでは、ある種の狂気性を感じさせたり・・・
そんな類まれなる才能を持っているのに、
偉ぶっている感じがまったくありません。
いつもリラックスしていて、自然体で、嫌味がない。
むしろ、醸し出す複雑性に、
色気と魅力を感じさせる、
そんな強烈な個性を持っています。
じゃ、それは特定の人しか持っていないのか?
というと、そんなことはありません。
誰しも、その人にしかない、
複雑性(個性、魅力)を持っています。
それを通して、
どのように自分自身を磨き、
表現していくのかが、
自分自身の才能開花に繋がっていくのですが、
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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