こんにちは!
ゆにわの梅部で活動しているセイラです。
普段は、「寿」(ことぶき)という
こだわりの梅干しを作りながら、
ゆにわ塾でラジオパーソナリティをしたり
情報発信もしています!
最近『ゆにわ塾』の中で
発信していることもあって、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが・・
いま、世の中では
新海誠監督の最新作
『すずめの戸締まり』
が大ヒットとなっており、
公開スタートから3日間で、、
動員133万人
興行収入18億8400万円
『君の名は。』
を圧倒的に上回り、
監督作品史上ナンバーワンの
大ヒットとなっています。
実は、
新海誠監督の映画には、
その時代、時代における
「神様のメッセージ(神意)」
が降りていることが多く・・
今年の伊勢参拝セミナーの
重要なテーマも含まれている
ということで、
先日、僕も映画館で観てきたのですが、、
その映画の内容が、
まさに、連日ゆにわで向き合っている出来事と
リンクしているシーンが多かったのです。
これからの時代を生きる上で
絶対に避けては通れない内容でもある、
という話題が、ゆにわで上がっているので
今回はその話をさせていただけたらと思います!
『すずめの戸締まり』は
主人公の岩戸鈴芽(いわとすずめ)が
忘れられた場所や廃墟にある「扉」から出てくる
「ミミズ」という、
人々の怨念やネガティブな記憶を
扉を閉じる人・・・「閉じ師」の
宗像草太(むなかたそうた)と共に
全国各地を巡って鎮(しず)めていく物語です。
普通に観ると、ファンタジー映画なのですが、
実は、至るところに
日本神話や、風習をあらわす表現が
用いられているのがわかります。
もともと、日本では
天災・飢饉(ききん)などを起こす荒ぶる神を鎮めるために
神社をたてて、神様として祀ってきた背景がありますが、
それをすずめの戸締りでは、
荒ぶる神を、
災いの元となる扉から出てくる「ミミズ」と表現して、
また、
神社を立てて鎮めることを
「戸を閉める」と表現しています。
大ヒットする映画には必ず、
その時代を生きる万人に共通する
「テーマ」が隠されています。
ですから、ゆにわでも、
すずめの戸締りと同じ「テーマ」を表す出来事が
映画が始まる前から、起こっていました。
ゆにわには、
店舗以外にも、
スタッフ向けの図書室をはじめ、
備品庫やスタジオなど、
いろんな施設があるのですが・・
最近は、これまでうまく活用されてなかった場所の使い方を見直し
みんなで掃除をして払い清めることで
その場が新たな施設として生まれ変わり
より、活躍できる場所が増えていったのです。
(しかも、今まで
なぜその使い方をしていなかったのか・・?
と不思議に思うくらい
それぞれの場所がピッタシとハマっていったのです!)
スタッフ全員で
その場所に残るネガティブな記憶や
使われなくなったモノたちと
もう一度向き合い、人の手をかけて
空間に、新たな命を吹きこむ「御神事」として
各所の掃除に取り組みました。
映画では、
主人公の鈴芽が、各地でミミズを鎮めていくのと同時に
自分の心の奥底でずっと蓋をしてきた
悲しい記憶(=ミミズ)と向き合い、
受け入れていく様子が描かれていますが・・・
僕たちも、師匠・北極老人から
いつでも、空間を美しく、
神社のように清々しい状態にしていたら
そこに足を踏み入れただけで
悩みがふっと消えたり、心が軽くなっていくよ、と
教わってきました。
実際にゆにわの店舗も、
まるで神社のような空間を意識しており、
「入っただけでふっと悩みが軽くなりました!」
とお客様から言っていただける事も多いです。
とはいえ、
スタッフの意識が薄れていて
掃除が行き届いていなかったり、
責任者のいない場所などは
無意識にものが乱れてしまったりして
北極老人から御指南いただくこともしばしば…
そのために、僕たちも日々、
無意識になって忘れられている場所を
きちんと掃除して払い清める事がテーマになっています。
みなさんもご自宅などで、
普段忘れてしまったり、
見て見ぬふりしてしまっている場所が
ありませんか?
例えば、、、
・お風呂やトイレの排水溝
・大きな家具の裏側
・押し入れの中やベランダ
・置きっぱなしのダンボール
・冷蔵庫に忘れ去られたの賞味期限切れの調味料
などなど。
(↑スタッフの個人的な家ほど
そのようなことが多々あり…涙
みんなで各スタッフの部屋を
大掃除することもあります。)
こういった無意識の領域に
ネガティブなエネルギーが溜まってしまいます。
ぜひ、もう一度、
その場所やものと向き合ってみるのはどうでしょうか?
実は、北極老人も、
塾長時代は、置いてあるモノを
いつも触れて、手入れされていました。
全ての物に住所を付けて、
意味のないものは、
置かなかったそうです。
なぜなら、
意味のない物が空間にあるだけで、
(気が向いてないものがあるだけで)
空間全体のエネルギーが下がるからです。
特に普段、目が届かないような場所は、
無意識に「邪気」と呼ばれる
ケガレが溜まっていってしまうので、
かなり気を使って掃除をされていたそうです。
このように、
物のある住所を決めて、
普段、見えない場所もきちんと目をかけてあげる・・・
それだけで、空間は喜びますし、
整頓されていきます。
それは人でも一緒で、
その人の役割とかポジションとかを
きちんと決めることによって、
発揮される良さや能力があります。
だからこそ、北極老人は、
常に、その人に合った役割やポジションは何かなぁ
と考えておられます。
なので「ゆにわ」のスタッフは、
本気でテーマと向き合いながらも、
毎日イキイキとしています。
誰しも自分の心の中の、
蓋をしてきた部分(ネガティブな記憶)
というのは必ずあります。
だからこそ、
ネガティブな記憶が溜まっている「場所」を
鎮魂していくかのように掃除をして、
「自宅を神社化」していこう!
という事が、
僕たちの最近のテーマになっております。
ぜひ、みんなで一緒に
年末に向けて大掃除をしていきましょう!
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